TOEIC Score860達成の勉強法

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今回はTOEICの高得点を取るために行った筆者の勉強方法を紹介していきます。
※ここではListening & Readingのテストに絞っていきます。

TOEICを受ける理由と目標スコア

皆さんはTOEICの目標スコアとしてどれほどを目指しているでしょうか。
私の周りでは、TOEICスコアと評価がおおよそ以下の関係となっています。

---990点満点---
   企業で求められること自体稀だが、最高評価
---900点以上---
   日系企業のTOEIC評価としてはほぼ天井
---860点以上--- ※昔のAランク基準スコア

   英語の勉強を頑張っていると認められる
---800点以上---
   英語をビジネスに活用する最低限の素養がある
---730点以上--- ※昔のBランク基準スコア
   精進しなさい

この関係を見て思うことは人により様々でしょう。「ウチはドメスティックな会社だから...」と思う方もいるでしょう。しかし日本の発展の余地を考えれば海外に目を向けることは自然ですし、何よりも学校や会社の評価(進学・就職や昇進の条件)のために高いTOEICスコアをとらざるを得ない状況にあるのが現実かと思います。

使うべき参考書

ここからは860点を達成するための勉強法にフォーカスしていきます。使用する問題集ですが、私も何冊ものTOEIC対策本に目を通しました。結論、対策本としてはたった2冊あれば十分です。

Educational Testing Service(著)
Educational Testing Service(著)

なぜ2と4を選んだかというと、問題の難易度が適度に異なるためです。特にListeningセクション3は3人の会話が増えたことで、情報量が単純に増えています。またReadingセクション7はトリプルパッセージの導入等、3年ほど前に比べ明らかに読解量が多く、スピードが求められます。問題集2は基礎、問題集4は最近の傾向に近い問題集として使用します。

とはいえ、人により弱点は異なっており、「単語力が不足している」、「語彙が足りない」と感じる方は以下のような対策本で補う必要があります。

私がTOEICを受験していた頃、いくつかのスコアの壁に直面しました。皆さんにはできるだけ省力で壁を突破していただきたいものです。

730点の壁

まず私が直面したのは700点前後をウロウロという状況でした。ListeningとReadingのスコアが330-380点で安定せず、片方が良くてももう一方の出来は散々という状況でした。今思い返せばこのスコア帯では試験時間内に出題内容はあまり理解できていません。

730点の壁を突破するには基本的な語彙を増やす、発音を正しく聞き取る、英文の構造を正しく理解することが必要です。公式問題集を何度も見直し、語彙の復習やシャドーイングを繰り返すことが効果的です。

800点の壁

800点を取るためには全体の80%強(160問/200問)正答が必要です。

TOEICは統計処理により受験者間の相対でスコアが算出されますので、同じ正答数でも受験回によりスコアが数十点ブレます。

公式のスコアシートを見ると気づきますが、ListeningとReadingで同じ正答率でもスコアが異なることに気づきます。実はTOEICのこのスコア帯ではListeningで点を稼ぐ人が多く、このスコア帯で目指すべきなのはListening力の向上なのです。Readingに比べ点が伸びやすい上、英語が求められるシチュエーションでは会話(Listening力)が求められるため、この結論はある意味必然です。

この得点帯でListeningのスコアを伸ばす勉強法は、セクション2対策として細かいニュアンスを表現すること、セクション3/4対策として長い英語を正しく聞き取ることが必要です。高スコア帯で通用するような語彙を増やし、英語を聞き取りの精度を上げるためシャドーイングを繰り返すことで対策していきましょう。

860点の壁

860点を取るためには90%弱(180問/200問)正答する必要があります。

このスコア帯ではもはや得意不得意を言っていられず、Listening・Reading共に安定して高得点を稼ぐ必要があります。

このスコアに到達する頃には、公式問題集のほぼ全ての語彙を使いこなし、Listeningは1.2倍速でも聞き取り可能なレベルに達しているはずです。Readingもパラグラフの要点がどこに書いているか、初見の文章でもほぼ判断できていることでしょう。

ここまで当記事を読まれた方ならどの問題集を使い、どう対策すべきか既にわかっているはずです。

次回のTOEICでは自己ベストに挑戦してみませんか?

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