金融プロフェッショナルへの就職・転職に必要なアクションとは?

就職・転職

就職・転職は、収入はもちろん自分のやりたい仕事に向き合うことができるかを左右する「人生の重要な分岐点」です。とりわけ年収の高い金融関連の仕事といっても、外から見れば似たような形態でも企業の実態や業務範囲は大きく異なってきます。今回は自己分析や情報戦のためにもっとも重要な「エージェント」の比較など、就職・転職で必要なアクションをまとめておきます。

就職・転職の重要性とは?

社会人になるとわかりますが、会社勤めになれば多くの時間をその会社での業務に費やすことになります。例えば、1週間は168時間のうち、定時勤務の時間が1日8.5時間(休憩1時間を含む)として週5日で59.5時間、さらに残業を1週間で10時間行ったとすれば1週間のうち70時間を会社で過ごすことになります。これはおよそ週の42%もの時間を会社で働いて過ごすことを意味します。

そして会社での仕事は大きな会社になればなるほど多岐に渡り、専門性が上がってきてします。そのためもし自分に合わない仕事・希望しない仕事が割り振られた場合、人生の多くの時間を不自由を強いられて働くことになりますから、どのような仕事を行うかにより、人生の質のある程度の部分が左右されることは間違いありません。

就職・転職するにあたり、会社選びこそが難しいにもかかわらず市場に出てくる情報は限定的です。似たような業態でも割り振られる仕事や求められるものは異なることが多く、似たような仕事であっても、ある会社では満足でき、別の会社では不満が多いということになりがちです。そのため口コミサイトの情報もある程度は必要ですが、満足できる就職・転職者を輩出してきたエージェントを選択することが重要なのです。

満足できる就職・転職に向けたアクション

自己分析

自己分析の重要性

学生時代の就職時によく言われることですが、就職・転職の第一歩は自己分析であり、このプロセスをどれだけ本気で取り組むかがその後のアクションを左右します。

人によって仕事選び・会社選びのポイントが異なってきます。人によっては「とにかく会社でやりたいことがあるから、それを実現できる会社を選ぶ」「プライベートの時間が大事なので収入はそこそこでもワークライフバランスを重要視する」「慣れ親しんできた地元に残れることを選ぶ」「職種や会社、時間は気にしないからとにかく高い年収が欲しい」など希望は様々です。

ここでいう自己分析とは、仕事や会社を選ぶ上での様々な観点の「優先度を決める」ということです。楽な仕事で残業がなく超高年収などという都合のよい求人などありません。仕事によっては休日も自己研鑽が求められることもありますから、自分の中で何を重視していきたいのかを見極めることが重要なのです。

優先度を決めるのと同じくらい重要になるのが「自分の適性を見極める」ということです。

就職・転職においては、なぜか自分ほど自分を把握できていないということが普通です。他人から見て自分がどのように評価されているか理解できていないことが原因ですが、自分で自分を客観的に見ることほど難しいものはありません

世の中には自己分析のためのフレームワークがあり、そのためのツールを用意しているエージェントもあります。今後の活動で使うかは置いておいて、まずは自己分析の手段としてエージェントに登録しておくとよいでしょう。ここではメールアドレスさえ届くものであれば、名前や経歴など詳細情報については、本格的に動き始める際に登録すれば問題ありません。

自己分析ツール①グッドポイント診断

ここでは2つの自己分析サービスを紹介して起きましょう。1つ目がリクナビが提供する「グッドポイント診断」です。リクナビと言えば人材市場ではもっとも有名なエージェントのひとつであり、多くの人に利用されているだけあり分析ツールも多くの人に適用できる俯瞰的なものになっています。18種類の適性から自分の強みを見極めることができます。

グッドポイント診断について詳しくみる

自己分析ツール②ミイダス診断コンテンツ

2つ目がミイダスが提供する「診断コンテンツ」です。先ほどの「グッドポイント診断」がパーソナリティ(性格)に基づく強み分析であることに対して、ミイダスでは3つの診断コンテンツがあります。経歴・スキルから他人と比較し測定する「市場価値診断」、自分の行動特性に基づく「コンピテンシー診断」、個人個人の心の特性から成果を発揮できる場面を測定する「パーソナリティ診断」の3つのサービスを利用できます。

ミイダスについて詳しくみる

業界研究

自己分析を進めながら、業界研究を行うことになります。

自分の適性や希望条件にあう仕事は、実は自分の知らないところにあるものです。世の中にはあまり知られていないだけで待遇の良い会社はたくさんありますし、皆が知っているような有名な職種でも実は裏側は知られていないものです。

特に金融関連で花形であるようなファンドマネジャーやクオンツ・アクチュアリーなどの専門職は情報も少なく、知っているようで知らないことばかりです。同じ運用部門でも会社や扱う商品により全く異なる適性が求められますので、経験者や信頼できる情報源からできるだけ深く専門的な情報を収集したいものです。

情報収拾あたりからは、外部のサービスを登録することが必須となってきます。「en Lighthouse(旧en評判)」「OpenWork(旧Vorkers)」といった口コミサイト、「ムービンストラテジックキャリア」「コトラ」といった業界特化エージェントなどを駆使し情報を集めていきます。

求人調査

求人調査のあたりからは実際に就職・転職を見据えた活動になってきます。

自分の適性やスキル、求める条件に合致する求人を探す段階となります。

ここで理解しておかなければならない点は、求人サイトに出ている求人情報はごく一部しか掲載されていないという点です。人材市場は規模が大きいことからわかるように、日々一刻と新しい求人が出てきては消えていきます。そのような中で良い求人情報がサイトに出てくるのを待つことは実は非常に非効率的なのです。

ではどのように良い条件の求人情報を探すかというと、エージェントのネットワークで出てくる求人を教えてもらうことです。本当に良いエージェントは、エージェントと各企業とのネットワークを作っており、本当に良い求人情報をそれを紹介するにふさわしい人にのみ教えるということがまかり通っています。

選考

満足できる職種や条件があれば、選考のプロセスに入ります。

多くの場合、書類選考と複数回の面接が行われますが、良いエージェントであれば書類選考には8割以上通ります。というのも、良いエージェントであればその人にあったレベルでの求人情報を見繕ってくれますので、その人に見合わないようなものを紹介することはエージェント側にとっても損なので通常はしません。エージェントも同じ求人に対して複数人を紹介する以上、あまりにも確率の悪い選考は薦めないものなのです。

面接はどんなに時間がなくても最初の一回は必ず練習しましょう。その道のプロであるエージェントが模擬面接で指摘してくれるので、ぜひお願いしてみます。例えば、今回の求人に申し込んだ理由について相手を納得させられるだけのロジックになっていない、緊張すると髪や顔を触る癖があるなど、面接をしてみないとわからない様々な穴を知ることができます。

そして、実際に採用担当者や面接担当者に会ってみると、思いの外、その会社の色が出ることがわかります。私の経験上、このレベルの求人ならば通ると言われていたものが、面接担当者との相性がしっくりこなく面接の手応えも悪く、結果選考に通らなかったということがありました。このあたりは、実際に複数の会社で面接を受けてみると感じることでしょう。

入社に向けた調整

無事最終選考に通れば、入社に向けた調整となります。

転職活動では、実際の待遇をすり合わせるというフェーズがあります。ここで複数内定を持っていれば、待遇や会社の雰囲気などを総合的に見て、入社先を調整します。求人情報の時点で待遇レンジがある程度見えていますので、納得できる水準になっているとは思いますが、極端に高い待遇を求めるのは止めておきましょう。その辺りは入社後に成果を出せば自然に調整されるものです。

入社に向けては様々な準備があります。転職であれば現在の会社での退職の調整や業務引き継ぎの準備等、忙しくなってきます。社会人であれば立つ鳥跡を濁さず、適切に引き継ぎを行いましょう。新卒でもきちんと入社してもらうため様々な施策が行われるはずですので、イベントや課題などは丁寧に対応しましょう。

金融のエージェント

金融業界を志望する全ての方におすすめできるエージェント

大手総合転職エージェントの中でも、金融業界に強いエージェントを厳選しました。金融に特化している訳ではないですが、金融業界に特化したエージェントと比べると案件数が圧倒しており、特化型エージェントに相談しても結局これらで決まる場合が多いです。

キャリアカーバー

キャリアカーバー』は国内最大手であるリクルートが運営する、ハイクラス・エグゼクティブ向け転職支援サービスです。

実績のあるコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談することもできれば、レジュメを登録し好条件のスカウトを待つこともできます。

また、年収800万円以上の求人は約28,000件(2020年5月時点)と、高年収を狙う方におすすめできる転職サービスです。

まずは登録しておきたいエージェントのひとつです。

>> キャリアカーバー 公式サイト

ランスタッド

ランスタッド』は、人材派遣をメインに、世界39カ国で人材ビジネスを展開する世界最大級の外資系転職エージェントです。

海外転職や外資系転職には強みがあり独自案件も保有しているため、いずれ年収800万円以上の待遇を目指す方におすすめです。

>> ランスタッド 公式サイト

ビズリーチ

ビズリーチ』は、管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化したヘッドハンティングサービスです。

約1700名のヘッドハンターが登録しており、数では約600名のキャリアカーバーを圧倒しており、ヘッドハンティングサービスでは圧倒的首位となっています。

最近では年収600万円前後のミドル層への求人が厚くなっており、高年収を目指す全ての人におすすめできる転職サイトです。

>> ビズリーチ 公式サイト

パソナキャリア

『パソナキャリア』は、大手の中で特にキャリアコンサルタントが親身だと評判の良いエージェントです。

年収帯を問わず、充実したサポートを行っており、他社との比較を行ったアンケートでも利用者満足度No.1(2020年)の結果でした。

また、首都圏(東京、大阪、名古屋)を中心に求人数も豊富で、年収600万円以上のハイクラスを目指す全ての方におすすめできます。

>> パソナキャリア 公式サイト

マイナビ金融エージェント

『マイナビ金融エージェント』は、総合的な評価の高いマイナビエージェントが展開する金融業界に特化したサービスです。

大手転職エージェントのマイナビエージェントが母体となっているため案件数が多く、今どのような案件が存在しているのかを知り、またそれに対して自分の応募資格があるのかどうかを確認するという意味で、相談してみると良いでしょう。

キャリアカウンセリングや案件の質の評判は悪くないですし、丁寧で充実しているという評判・口コミが多いです。

>> マイナビ金融エージェント 公式サイト

JAC Recruitment

JAC Recruitment』は、外資系・国内企業のハイキャリアポジションについては国内実績No.1で、イギリスや中国など世界に8拠点を持つグローバル企業です。

金融業界での転職を考えた場合、必ず登録するべきエージェントです。金融業界出身者が多く在籍しており、独自の繋がりで多くの質の高い独占案件を保有しています。

サポートも非常に丁寧で、キャリアの棚卸、キャリアプラン相談、レジュメ添削、面接対策まで全て無料で提供してくれて、相談をするだけで考えがまとまり、大いに役に立ちます。

現時点である程度ご自身のキャリアに自信がある方や、金融業界で専門職として活躍されていたり、さらなるキャリアアップを狙っている場合には間違いなくおすすめです。

>> JAC Recruitment 公式サイト

金融系専門職として転職しキャリアアップしたい場合のエージェント

キャリアカーバー

キャリアカーバー』は国内最大手であるリクルートが運営する、ハイクラス・エグゼクティブ向け転職支援サービスです。

実績のあるコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談することもできれば、レジュメを登録し好条件のスカウトを待つこともできます。

また、年収800万円以上の求人は約28,000件(2020年5月時点)と、高年収を狙う方におすすめできる転職サービスです。

まずは登録しておきたいエージェントのひとつです。

>> キャリアカーバー 公式サイト

ビズリーチ

ビズリーチ』は、管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化したヘッドハンティングサービスです。

約1700名のヘッドハンターが登録しており、数では約600名のキャリアカーバーを圧倒しており、ヘッドハンティングサービスでは圧倒的首位となっています。

最近では年収600万円前後のミドル層への求人が厚くなっており、高年収を目指す全ての人におすすめできる転職サイトです。

>> ビズリーチ 公式サイト

コトラ

コトラ』は外資系金融に特化した転職エージェントです。担当コンサルタントは全員業界出身者で専門性が非常に高く、外部からでは把握が難しいプライベートエクイティファンドの特性なども熟知しています

外資系金融は転職するのが非常に難しいため、中長期的なサポートを前提に付き合ってくれます。

まずは相談してみて、自分のキャリアで入社できる可能性があるのか、仕事に適性はあるのか、気になる点を聞いてみると良いでしょう。

>> コトラ 公式サイト

外資系への転職で年収UPをしたい場合のエージェント

キャリアカーバー

キャリアカーバー』は国内最大手であるリクルートが運営する、ハイクラス・エグゼクティブ向け転職支援サービスです。

実績のあるコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談することもできれば、レジュメを登録し好条件のスカウトを待つこともできます。

また、年収800万円以上の求人は約28,000件(2020年5月時点)と、高年収を狙う方におすすめできる転職サービスです。

まずは登録しておきたいエージェントのひとつです。

>> キャリアカーバー 公式サイト

外資転職.com

外資転職.com』は外資全般に特化した転職エージェントです。

外資系企業は入社難易度が高いですが、多くの転職を成功させてきた実績から非常に有名なエージェントのひとつです。

キャリア書類だけでなく通過が難しい面接試験のサポートも手厚く、外資系企業を受けるのであれば登録しておいて損はありません。

>> 外資転職.com 公式サイト

ムービンストラテジックキャリア

『ムービンストラテジックキャリア』はファンド・M&A金融転職に特化した部門を持っている転職エージェントです。

外資系金融で「入社可能性はあるのか?」「カルチャーはフィットするのか」等々、転職を検討するに当たり様々な疑問に、業界出身の経験から丁寧に答えてくれます。

外資系は面接試験が難しいことで有名ですが、面接対策を非常に手厚くしてくれることもあり、外資系金融を受けようと思ったら登録は必須です。

>> ムービンストラテジックキャリア 公式サイト

Spring転職エージェント

『Spring転職エージェント』は、スイスに本社を置くグローバル企業アデコが提供するサービスであり、人材サービスにおいて世界一の実績を持ち、売上は国内最大手人材サービスのリクルートの約3倍の2兆5000億円です。

規模が大きく世界中いたるところに拠点があるため、世界規模での案件数は圧倒的で外資系金融の案件数もJACと同等に優れていておすすめです。

この企業もキャリア書類だけでなく通過が難しい面接試験のサポートも手厚く、外資系企業を受けるのであれば登録しておいて損はありません。

>> Spring転職エージェント 公式サイト

未経験から金融業界に転職したい場合のエージェント

未経験から金融業界に転職したい場合、大手総合転職エージェントを使うことをおすすめします。大手総合であれば異業種転職の経験を蓄積しており、求人情報の見極めにも長けています。

上記で紹介したエージェント以外であれば、以下の3社が候補になります。

  • マイナビエージェント
  • リクルートエージェント
  • doda

総合転職エージェントは担当コンサルタントの質がすべてですから、とりあえず登録し、その後電話がかかってきてからどこを使うか決めると良いでしょう。担当コンサルタントを変更してもらうことも一考する価値があります。

キャリア実現のために少しでもお役に立てれば幸いです。

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