統計検定2級 合格のコツと対策

統計検定

現代社会では、データやITの活用がますます求められるようになっています。統計検定はデータに携わる全ての方が知識を習得するためにおすすめしたい資格です。ここでは統計検定2級の勉強法を紹介していきます。

統計検定2級の概要

・試験日:(筆記)6月の日曜日(目安3週目)と11月の日曜日(目安4週目)
     (CBT形式)いつでも受験可能
      筆記、CBTいずれも90分間
・合格率:40-50%
・合格点:(筆記)70%を目安とする
     (CBT)60%

※2級の出題形式は選択式

統計検定2級は筆記形式またはCBT形式を選択して受験することになります。筆記では年2回の試験日に受験し、合格基準は70%の得点率が目安となります。一方CBT形式は予約できればいつでも受験可能で60%が合格基準となります。オススメはいつでも受験可能なCBT形式で2級を受験し、年2回の受験日には上位の級や統計調査士を受験というスケジュールです。

出題範囲

  • 1変数、2変数の記述統計:30点前後
  • データ収集、確率、分布:40点前後
  • 推定、検定、線形モデル:30点前後

統計検定2級は平均・分散値が異なっているか確かめる仮説検定や確率分布、回帰分析といった統計学の基本が出題範囲となっています。統計を扱う上で必要な基礎知識を身につけることになります。もし統計に馴染みのない方は統計検定3級から受験することも検討しましょう。

対策

配点は未公表ですので、上記は大問の出題数から予想される分野毎の配点です。イメージ的には基本的な統計学の教科書から満遍なく出題される具合です。問題は8割方平易ですが、計算が主ですから演習を怠らないことが重要です。

2級の確率分布の出題は連続型では正規分布、離散型では2項分布やポアソン分布に関するものがほとんどです。ガンマ分布や極値統計などは2級ではほぼ出題されないので、基本を抑えていくというスタンスで勉強していけば十分に合格可能です。確率分布の知識として、パラメータと平均・分散の関係を負の二項分布や超幾何分布くらいまで覚えておくと良いでしょう。

合格のコツとしては「なぜその検定が正しいのか」を後から勉強することです。2級では「なぜ」より「どう活用するか」に重点を置き、合格するためには必要以上に理論を突き詰めないことが重要です。先ずは手を動かし慣れてから振り返ることで理解を深めることができます。なお業務・研究で活用する際には理論的な背景まで理解しないと誤った統計処理や解釈をしてしまいますのでくれぐれもご注意ください。

参考書

以下の2冊が日本統計学会公式の教科書と問題集です。過去問と正答については統計検定の公式HPでも入手可能です。

なお統計学の基本を抑えたい方には以下の参考書がおすすめです。

東京大学教養学部統計学教室(編集)

少しでも皆さんの学習の参考になれば幸いです。

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