日商簿記3級 合格のコツと対策

日商簿記

社会人に最も必要な知識のひとつが財務諸表に関する知識です。日商簿記の勉強を通して会計の基本となる仕訳を理解できるようになります。今回は日商簿記3級に合格するための勉強法を紹介します。

日商簿記3級の概要

・試験日:6月の日曜日(目安2週目)と11月の日曜日(目安3週目)と
     2月の日曜日(目安4週目)
     午前の120分間
・合格率:40%から50%
・合格点:70%

※日商簿記3級の形式は記述式

簿記3級は年3回試験が実施されます。試験は午前に行われますので、午後に行われる簿記2級と併願で受験可能です。なお簿記1級は午前に試験が行われますので、1級と3級は同日に受験できません。

合格点は100点中の70点となっています。合格率は調整が行われないため回によってばらつきが大きいのですが、簿記の試験とはそういうものです。問題形式は大問5つに別れており、出題構成は以下の通りです。

  • 問1:商業簿記の仕訳 20点(4点×5問)
  • 問2-5:商業簿記 20点×4問

範囲は商業簿記のみで、原価計算など工業簿記と言われる分野は範囲外です。複式簿記による仕訳にはじまり、売上計上や減価償却、個人事業主レベルでの貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)を作成するための期末処理などが問われ、仕訳とは?という初学者は何を勉強すべきか戸惑ってしまうかもしれません。

対策と勉強方法

3級で到達すべき目標は、個人事業主や小規模会社での財務諸表(貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L))を作成できるレベルです。そのためには何と言っても仕訳を切れるようになることが重要です。

簿記の試験は仕訳に始まり仕訳に終わると言っても過言ではありません。

勉強方法としてはまず仕訳の基本が説明されている本から読んでいきましょう。

3級から受験する方にとっては複式簿記の仕訳をいくつか覚え、B/Sでの資産・負債・純資産が仕訳によりどのように表現されるか、P/Lへ売上と原価がどう反映されていくか理解していくと良いでしょう。理論よりも形から覚えていくやり方をお勧めします。

以下の本は図や説明が多く使いやすいため、特に初学者の方へお勧めします。

初学者にありがちな失敗は概念の理解に時間の大半を費やしてしまうことです。簿記(仕訳)の考え方は会計学という抽象的な概念に基づいていますが、会計学の理解には公認会計士試験に合格するような相当の時間が必要です。ある程度は形から覚えるというスタンスで割り切ることも必要です。

簿記3級は難しい計算が出ない一方、集計の記載方法や計算方法が独特で、特に初学者の方には正しく転記・集計していくことが求められます。

机上で電卓を叩き、紙と鉛筆を使い問題を最後まで解くことで、理解できていない箇所や間違えやすい箇所を確認するようにしましょう。

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