プログラミングの習得 | スクールの違いと特徴、選び方

プログラミング
プログラミング

ビッグデータやAIなど現代ではプログラミングは必須のスキルです。しかし独学では習得が難しく、勉強を始めてもわからないことばかりです。最初はやはり専門のスクールで体系的に学ぶことが効率的です。ここではプログラミングスクールの違いや比較し、選び方を紹介していきます。

プログラミングを学ぶポイントとしては、情報処理推進機構が人材育成のために出版したものも参考になります。

404 Not Found(お探しのページ・ファイルが見つかりませんでした。) | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「404 Not Found(お探しのページ・ファイルが見つかりませんでした。)」に関する情報です。

プログラミングスクールの種類

プログラミングスクールを選ぶ上で、まずはスクールの種類についてある程度把握しておく必要があります。大きく2つの観点で分類することができます。

オンラインかオフラインか

プログラミングスクールはその講義スタイルにより、オンラインかオフラインの大きく2つに分けることができます。

どちらにもメリット・デメリットが存在しており、どちらが優れているというものではありません。講義スタイルのどちらが自分に合っているか考える必要があります。

なお、オンラインとオフラインを両方揃えたスクールもあります。

オンライン講義の特徴

【メリット】

  • 場所、時間に縛られず学習することができる
  • 自分のペースで学習を進めることができる
  • 受講料が相対的に安い傾向がある

【デメリット】

  • 目標までの到達を実感しにくい
  • モチベーションを保つのが難しく、意思の強さが必要

オフライン講義の特徴

【メリット】

  • 対面で説明を受けられ、わからないことをすぐに質問できる
  • モチベーションが続きやすい
  • 同じ目標を持つ仲間に出会える

【デメリット】

  • 時間や場所の制約がある
  • オンラインよりも受講料が高い傾向がある

パソコン教室型かプログラミング専門か

プログラミングスクールは業者のビジネスによって、パソコン教室型かプログラミング専門かに分けることができます。

パソコン教室型とは、スクールのビジネスがパソコンを使うことに疎い主婦層や比較的高齢者向けのビジネスをメインとしながら、プログラミングの講義も行っているという会社です。受講費が安く中には無料というのもあるのがパソコン教室型の特徴ですね。本格的にプログラミングを学びたいのであれば、少し簡単すぎるかもしれません。

プログラミング専門とは、その名の通りプログラミングスクールをビジネスのメインとしている会社です。コースのラインナップ、レッスンや講師の質、受講後のキャリアなど、どの観点から見ても、本格的にプログラミングを学ぶのであれば、プログラミング専門の会社を選びましょう。

スクールで学べること

プログラミングスクールですから、プログラミングについて学べるのはもちろんですが、せっかくお金を出して受講するのですから少しでも多くの学びを得たいものですよね。

システム構築

プログラミングを学ぶ人には、「仮想通貨の自動売買システムを作るぞ!」「ネット販売のサイトを作りたい!」と考えている人がいます。初学者の方はわからないかもしれませんが、実はプログラミングができてもシステムを作れるわけではありません。

システムを作るためには、ネットワークやサーバの知識は必須で、データベースの設定、セキュリティ対策など様々なスキルが必要となります。

プログラミング

スクールを利用してしっかり勉強すれば、プログラミングが身につきます。当たり前だと思うかもしれませんが、ひとつのプログラミング言語をしっかり学ぶことで、他の言語の習得が格段に早くなります。

例えば、プログラミング言語のJavaとデータ操作言語であるSQLで何か簡単なシステムが作れるようになれば、新しくPerlやPythonを習得するためのスピードや効率は、まったくプログラムに触れたことのない初心者とはレベルが違ってきます。

マネジメントスキル

実務ではプログラミングだけで仕事を行えるわけではありません。お客さんから依頼された案件であれば、十分な水準の品質の成果物を作ることはもちろん、納期をしっかり守ることが重要です。そして複雑で大規模な依頼であれば、必ずしも一人だけで遂行できるものではありません。

チームでしっかりした成果を出すためには、どうしてもプロジェクトのマネジメントスキルが必要となります。

スクールによっては、体系的なグループ演習を通して、共通のゴールへチームで達成していくために必要なマネジメント知識や経験を得ることができるのです。

セールススキル

会社で働くにしても独立するにしても、お客さんを獲得しビジネス化するセールススキルが必要となります。

データ分析やツール開発の受注であっても、eコマースサイトの運営であっても、どんなにプログラミング技術だけで集客することができなければ、生活のための糧を得ることすらままなりません。

プログラミングスクールの比較ポイント

言語

まず、目的に合わせて学ぶべきおすすめ言語は異なってきます。

Webアプリケーション作りたい方は、JavaScriptやHTML/CSSをメインに学ぶことになります。

特にネット上でショップ開くためのWebサイトを制作したい場合、PHP・Ruby・JAVAおよびHTML/CSS、jQueryなどを学びます。

データ分析や機械学習が目的ならPythonを中心に学びます。

カリキュラム・講師

プログラミングスクールというと、個性が無いような印象を持つ方が多いのですが、実はそれは違います。

一例としては、カリキュラムに個性を出しているスクールがあります。グループワークを通して実務によくあるケースに対応する演習があったり、サービスの提案演習があるようなスクールもあります。

また、有名講師で選ぶということも、続けるという意味では大いにありえます。TECH CAMPの代表である「マコなり社長」をYoutubeで知った方も多いのではないでしょうか?

レッスン期間・回数

一般に、実務で使えるレベルでプログラミングを習得するために必要な時間の目安は、約200時間といわれています。

この200時間を目安にレッスン期間や回数を確認しましょう。特にプログラミング初心者の人は、レッスン期間や時間を気にしておいたほうが良いでしょう。

受講する時間帯

オフラインで受講する場合、受講可能な時間を確認しましょう。

社会人として働いている方にとっては、受講できる時間帯(平日夜や休日も受講可能か)をチェックしておくことは必須です。

受講後のサポート

プログラミングを学びたいという点では共通でも、その目的は人によって異なります。

もし学ぶ目的が就職や転職であるならば、受講後の就職活動や転職活動のサポートまである方が嬉しいですよね。

実際、大手のスクールは受講後のキャリアサポートや転職先の紹介も行っており、技術者の需要の高まりとともに、積極的に利用する受講者が増えてきています。

費用

色々な比較ポイントがあっても、やはり費用面は気になってしまうものです。

オンラインコースはオフラインよりも費用面でお財布には優しいのですが、人によっては続けることが難しいかもしれません。

気をつけるべき点は、値段の安さだけでスクールやカリキュラムを選ばないという点です。誤解しないでほしいのは、高いものが良いというわけでないですし、必要ないサービスもたくさん含まれているかもしれないということです。「自分の目標に見合った内容を学べるスクール」を選んでいただきたいものです。

プログラミングスクールの比較

TECH CAMP ※旧TechExpert

TECH CAMPという社名よりも、Youtubeの「マコなり社長」をご存知の方も多いかもしれませんね。今、もっとも人気のプログラミングスクールのひとつであると言えます。

  • オフライン受講型(オンラインで講義受講や質問も可能)
  • カリキュラム:即戦力のエンジニア。ゼロからリリースまで開発の全て。
  • 学習言語:JavaScript/HTML/CSS/Ruby/SQLなど
  • 短期集中スタイル:10週間で648,000円(税抜)、支払いは35,000円(税込)/月〜
  • 夜間・休日スタイル:半年間で848,000円(税抜)、支払いは46,000円(税込)/月〜
  • 受講時間帯:10:00〜22:00

特徴

TECH CAMPの特徴は即戦力となるエンジニアの養成に心血を注いでいるという点です。これはエンジニア転職であってもフリーランス志向であっても変わりません。

学習中から専属のキャリアアドバイザーがつき、キャリアパスの作り方や履歴書作成、業界についての説明などを受けることできます。また、企業の方から教室を訪れる説明会も定期的に開催しています。

卒業後も半年、1年、3年のタイミングでキャリアや仕事について、無償でカウンセリングを受けることができます。「仕事が上手くいっていない」「思うようにエンジニアとしての仕事ができない」など、不満があれば再転職の支援を受けることができるのです。

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TechAcademy

TechAcademyはプログラミングスクールの中では老舗にあたる有名なサービスです。多くのコースが揃っており、長年培われてきたカリキュラムは今なお人気があります。

  • オンライン受講型
  • カリキュラム:多種多様なコースで受講者のニーズに応える。
  • 学習言語:コースにより様々
  • 期間:4週間、8週間、12週間、16週間のコース
  • 費用:Webアプリケーションコースなら149,000円(税抜)〜 ※学生は割引あり
  • 受講時間帯:制限なし。質問の回答は15時〜23時まで。

特徴

TechAcademyの特徴は非常に多くのコースを用意しているという点です。必ずしも転職が目的ではなく、プログラミング経験のないビジネスマンのスキルアップとしても人気です。

プログラミングだけでなく、デザインやマネジメントのコースもある点が魅力です。近年特に注目を浴びているコースは「動画編集コース」ですね。

【コース一覧】

上記のコースを2セット・3セットで受講することも可能で、様々なコースを受講できる「ウケ放題」もあります。

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Code Camp

Code Campはプログラミング初心者が仕事や学業と両立しながら最も効率よく、確実に学べる環境を提供しています。経験豊富な現役エンジニア講師による個人レッスンを365日・世界中のどこでも受講できます。

  • オンライン受講型
  • カリキュラム:即戦力のエンジニア。ゼロからリリースまで開発の全て。
  • 学習言語:いくつかのコースから選択
  • 期間:2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月のコース
  • 費用:Webアプリケーションコースなら148,000円(税抜)〜
  • 受講時間帯:制限なし

特徴

Code Campの特徴は厳選されたコースで効率的にスキルを習得できるという点です。Webサービスを作るためのコースだけでなく、Webデザインやスマホアプリ制作のためのコースなど、実践的なカリキュラムが揃っています。

また、期間限定で開講されている人気の「データ分析コース」を受講することで、Pythonを効率的に学ぶことができます。

今なら無料体験レッスンの受講により10,000円分の割引クーポンをゲットできますので、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。

Code Campについて詳しくみる

DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPは「転職成功率98%」と驚異的な数字を叩き出しているのが大きな特徴です。

  • オフライン受講型
  • カリキュラム:開講期間中は通い放題。転職に向けた実践的なコース。
  • 学習言語:JavaScript/HTML/CSS/Ruby/Ruby on Rails など
  • 転職コース(通常講座):3ヶ月で628,000円(税抜)、支払いは15,500円(税込)/月〜
  • 転職コース(専門技術講座):4ヶ月で828,000円(税抜)、支払いは20,500円(税込)/月〜→専門実践教育訓練給付金制度により最大560,000円キャッシュバックで、実質268,000円
  • 受講時間帯:10:00〜22:00

特徴

DMM WEBCAMPの特徴は転職という出口を見据えたカリキュラムが用意されているという点です。

また、転職コース(専門技術講座)は「専門実践教育訓練給付金制度」の対象となっており、最大560,000円のキャッシュバックを受けることが可能です。

転職保証ありで、転職できなかったら全額返金というのも、他にはないサービスとなっていますね。

転職向けコースだけでなく、期間1ヶ月のビジネス教養コースも新設されています。料金は128,000円 (税別)ですが、内容に満足できなかった場合には「受講料全額返金保証」があり、無料説明会も行われています。ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。

DMM WEBCAMPでビジネス教養を深めたい方はこちら

DMM WEBCAMPで本気で就職・転職したい方はこちら

侍エンジニア塾

侍エンジニア塾は日本初のマンツーマン専門のプログラミング塾です。スクールではなく、塾です(笑)。一人ひとりに合ったレッスンで自分のペースで学ぶことができるため、挫折しないような体制が整っていると言えます。

  • オンライン受講型
  • カリキュラム:オーダーメイドのカリキュラム。
  • 学習言語:いくつかのコースから選択
  • 期間:1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月のコース
  • 費用:スタンダードコースのDebutプランなら168,000円(税抜)〜 ※学生は割引あり
  • 受講時間帯:制限なし

特徴

侍エンジニア塾の特徴はひとりひとりに合わせたオーダーメイドのカリキュラムが用意されるという点です。目的から逆算した最短の成長を目指せる「その人だけのカリキュラム」で、学んでいくことができます。

プログラミングの基礎学習からオリジナルアプリ開発までを習得する「スタンダードコース」だけでなく、最先端の人工知能を短期間で習得をゴールにPythonの基礎学習に加え、チャットボットやスマートスピーカーなどを土台にAIを実装する「AIコース」、そして転職をゴールとする「転職コース」が用意されています。

コースの中でも、プログラミング経験によってレベルの異なる「プラン」が用意されており、無理なくスキルを習得することができます。

人によって合う合わないの感覚に差がありますので、無料体験レッスンを受講してみてはいかがでしょうか。

侍エンジニア塾について詳しくみる

GEEK JOB

GEEK JOBは20代のキャリアチェンジ、第二新卒向け就職支援サービスです。転職前提であれば、各コースを無料で受講することが可能です。

  • オフライン受講型
  • カリキュラム:新卒から第二新卒向け
  • 学習対象:プログラマーコースならPHP/Java/Ruby、インフラコースならApache/MySQL/Linux
  • 期間:最短1ヶ月
  • 費用:転職コースは無料
  • 受講時間帯:10:00〜21:00

特徴

GEEK JOBの最大の特徴は高品質なコースを無料で受講できるという点です。多くのプログラミングスクールが「スクール」をビジネスモデルとしている一方、GEEK JOBでは「転職人材の紹介」がビジネスモデルとなっています。

受講が無料であっても、得られるものは有料プログラミングスクール並みです。現役のプログラマーにいつでも質問できるサポート体制をはじめ、スクールでは制作実績がチーム単位ですがGEEK JOBでは個人の実績であること、優良企業への紹介が500社以上可能など、かなりのサービスです。

GEEK JOBについて詳しくみる

Code Village

Code VillageはJavaScriptに特化した珍しいスクールです。圧倒的な学習量を求められ、スパルタ教室であると評判です。

  • オフライン受講型 ※オンライン受講のみも可能
  • カリキュラム:React.js(Facebook社)フレームワークに特化
  • 学習言語:JavaScriptのみ
  • 期間:最短4ヶ月
  • 転職コース(通常講座):440,000円(税込)、支払いは21,600円(税込)/月〜
  • 受講時間帯:10:00〜22:00

特徴

Code Villageの特徴はJavaScriptに特化したスパルタカリキュラムが用意されているという点です。

多くのプログラミングスクールが親身に無理のないカリキュラムを用意している一方、Code Villageでは1日3時間以上の自主学習を前提にカリキュラムが組まれています。平日は22時まで講義がありますから、やりきる意思のある人であれば社会人でも十分受講が可能です。

マークアップ言語(HTML/CSS)とJavaScriptに絞って、Facebook社が開発した「React.js」というフレームワークを学んでいきます。フレームワークを学んだ後、実際にWEBアプリケーションを開発するという、実践的な内容となっています。

Code Villageについて詳しくみる

DIVE INTO CODE

DIVE INTO CODEは本気の人のためのエンジニアスクールです。充実した就職サポートが用意されており、エンジニア就職も多数実績があります。

  • オフライン受講型 ※コースによってはオンライン受講のみも可能
  • カリキュラム:転職など実務向け
  • 学習言語:JavaScript/HTML/CSS/Ruby/SQLなど
  • 期間:4ヶ月または10ヶ月
  • フルタイムコース:4ヶ月で平日は10:00〜19:00
  • パートタイムコース:10ヶ月で平日は19:00〜22:00、土日祝で10:00〜22:00
  • 費用:入会金90,910円(税抜)+受講料498,000円(税抜)

特徴

DIVE INTO CODEの特徴はライフスタイルに合わせたコースがあらかじめ用意されているという点です。

とにかく短期で手に職を付けたい方向けの「フルタイムコース」、平日の日中は学業や仕事がある方向けの「パートタイムコース」から選ぶことができます。特に後者は期間が10ヶ月になりますが、これだけ長い期間で費用が60万円弱というのはかなり手頃なレベルです。

DIVE INTO CODEについて詳しくみる

.Pro

.Proは日本初のAI教育重点校であり、Pythonのプログラミングスクールとして人工知能や機械学習といった最先端の分野を重点的に学習することが可能です。

  • オフライン受講型
  • カリキュラム:実践型Pythonエンジニアレベルを目指す
  • 学習言語:Python
  • 期間:6ヶ月
  • 費用:498,000円(税抜)

特徴

.Proの特徴は日本で唯一Pythonコースをメインにしたビジネスを展開しているという点です。

現役Pythonエンジニアの講師陣が未経験の方向けに0から作り上げたカリキュラムを用い講義を行います。Pythonエンジニアの求人などを見ると、Pythonで実装されたWebアプリケーションフレームワーク「Django」を使うことが多いことがわかります。.Proのコースでは、難しいと思われているアプリ開発も「Django」を扱うことでスムーズに行えるようになります。

これからの時代を切り開くビッグデータ・AIといったジャンルは今後もっとも注目されるテーマであり、.Proはそんな時代の潮流にあったスクールであると言えます。

時代に取り残されないよう、まずは無料の個別相談会で現役Pythonエンジニアから情報を収集してみてはいかがでしょうか。

.Proについて詳しくみる

一番おすすめのスクールは?

ゴールによっておすすめのスクールは異なってきます。

Webアプリケーションを作れるようになりたいのであれば、「TECH CAMP」をすすめます。受講後のキャリアサポートまで専門家に見てもらえるというのは、非常に心強いです。

また、データ分析やAI・機械学習のためにPythonを学びたいのであれば、「.Pro」をすすめます。

プログラミングスクール選びのご参考になると幸いです。

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